第8章 坂道山
「こごが坂道山‥‥」
「そもそも降りる人俺らしかいなかったよね?」
「めったに人がこないのかも」
「これ‥‥登るんですか?」
目の前には上り坂が
「とりあえず行こう」
「炭治郎は元気だなー」
善逸も渋々歩き出した
「どこまでつづいているのこれ‥‥」
「まだちょっとしか歩いてないだろ?」
「 里奈!疲れたら俺がおぶってやる!」
「ありがとうございます。でも頑張って登ってみます」
「皆頑張るぞー!」
「坂道は嫌いだー!!」
「善逸!置いていくぞ? 里奈さんも伊之助も頑張ってるんだぞ?」
気づくと善逸は一番最後を歩いていた
「待ってよ!!わかったわかった!!俺も頑張るからー!!」