第1章 胡蝶しのぶ
「‥私は鬼が憎いの」
「お前鬼は鬼だが変わった匂いだな‥」
鬼は女性に噛みつこうとした
里奈は一瞬で鬼の首をはねた
「ぐわぁ?!」
「あ‥あの‥あなた鬼って本当なんですか?」
女性は怯えている
「大丈夫です私はあなたを襲いません」
里奈は微笑んだ
「家はどちらですか?一人で帰れますか?」
女性は頷いた
「あ‥あの!助けていただいてありがとうございました!」
女性は頭をぺこりと下げた
「お気をつけて!」
女性は走って行ってしまった
一息つこうとするとどこからか悲鳴が聞こえた
(また鬼の気配‥‥どこだ‥‥鬼の気配がすごい‥‥はやく行かないと‥‥)
里奈は走り出した