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短編集〈名前変更可能〉

第1章 離さない



リョウ

「よし、採点終わった。満点だったぞ、えらいなレイ。」

よしよしと頭を撫でると気持ちよさそうに微笑んでくれる。
こんな表情見せるのこれからも俺だけにしてほしい、

「いきなりだか、レイは好きな人がいるんだったよな。
もう、告白は終えたのか??」

一番聞きたかった事を聞くと

『うんん、まだだよ。相手の人はね、男の人なんだけど、、、かっこよすぎて言えない。
それに、嫌われちゃったらいやだもん。』

かわいい、語尾だもん とか可愛すぎるだろ。
それより、相手は男かよ、、マジで誰だよそいつ、ああ、レイにちょっかい出すやつ許さねえ、さらに腹が立ってきた。

『でもね、その人のこと本当に大好き、、、』

その言葉を聞いた時には、理性を捨てレイを押し倒していた。

「じゃあ、嫌われないようにそっちの勉強もしような、、、レイ。」

耳元で囁くと、ビクビクしながら涙目になりながらも上目遣いで見てくる。
あぁ、最高に可愛い。


俺だけの可愛い可愛い天使、

今から、俺から離れられないような体にしてやるから、
覚悟しとけよ、レイ。


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