第17章 エピローグ
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隣の屋根から見下ろす4つの影。
ナルト「おい、みんな見ろよ。かかし先生たち、縁側で昼寝してるってばよ」
サスケ「ナルト、お前シカマルに呼んで来いって言われてたんじゃなかったのか?もう休憩は終わりのはずだ」
サイ「あれ?…サクラ、ほらあれって…」
サクラ「ちょ、ちょっとあんた達!よく見なさいよ!!かかし先生、今マスク外して寝てるじゃない!!!」
全員「「「「!!!!」」」」
ガッシャーンと隣の家の庭から盛大な音が鳴り響き土ぼこりが舞う。
全員「「「「シーーーーーー!!!!!」」」」
どうやらなんとか起こさずにすんだようだ______
サイ「根でも有名だったのは、まさか顔のほうでなのかな。あの顔は、まさに歩くエロスだね」
ナルト「かかし先生ってば、あれはさすがにずるいってばよ!!公開禁止、禁止!」
サスケ「だからってこれまであえて隠していたというのも、逆にムカつくな」
サクラ「く、口元にほくろが…あれで起きてたら一体どーなんのよ…ある意味犯罪だわ…」
それぞれ、痛む体や頭をさすりながら口々に言う。
サスケ「しかし、あの物音で気づかないかかしも、ちょっと鈍ったんじゃないのか?」
サクラ「まー、それだけ平和ってことね」
ナルト「じゃーもう少しだけ、寝かせてやるってばよ。かかし先生幸せそうだし」
全員「「「(*^-^*)」」」
青空の下、心地いい風が吹く_______
糸でくっつきからまる3人の幸せそうな寝顔が
教え子たちの心をいつまでも暖かくした_______