• テキストサイズ

星降る丘【NARUTO】

第7章 傍にいたい


「さ、帰るよ。」

「あ、でも、火影様に報告…。」

「サクが寝てる間に俺がしといた。
ま、でも3代目、心配してたから、明日改めて顔出した方がいいんじゃない?」

「はい、ありがとうございます。
あ…、てかあれ?
カカシ先輩なんで任務のこと知って…、それに、なんであのときあそこにいたんですか??」

心底不思議そうにサクがオレを見る。

「三代目にサク1人じゃ心配だから、助けてやってくれって言われたんだよ。
お前のことが心配でしょうがないんだよ。3代目は。」

「なぁんだぁ。じゃあ、そう言ってくださいよー。
わたし、めっちゃ緊張してたんですから。
先輩がいるってわかってたら、もっとリラックスしてできたのにー!」

フニャリと力が抜けたようにサクの上半身が前に倒れ、三角座りしていた膝に頭がつく。

「甘えない。
あの任務は本来一人で十分だから。」

「…う、すみません…。」

「ま、無事でよかったよ。
ほら、さっさと帰るぞ。」

「はい!」

元気よく返事すると、サクがベッドからぴょんと飛び起きる。

内心サクといつも通り話せたことにホッとしながら、オレたちは病院をあとにした。
/ 193ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp