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僕のヒーローアカデミア【轟焦凍】

第6章 5話


リカバリーガールに治療はしてもらったものの、体力の関係で左腕の骨折、足の裏の傷は治してもらえなかった。

その為しばらくは車いす生活になる。
(我慢すれば歩けると言えばリカバリーガールに怒られた)

左腕が使えないため電動の車いすを借りた。

『明日は臨時休校かー

これじゃなんにもできないや』

取り敢えず帰ろうと校門を出たところで携帯が鳴った。

画面を見れば相手は焦凍である。

『はい、もしm焦「そこにいろ、動くな」』

返事を待たずに用件だけ言われてすぐに切れた。

わけがわからなかったが取り敢えず待てと言われたので校門の邪魔にならないところで待っていることにした。



数分後に息を切らした焦凍が学校から出てきた。

『どうしたの?』

焦「どうしたじゃない!

なんでそのまま何も言わずに帰ろうとしてんだ!」

滅多に怒鳴らない焦凍が大きな声で怒鳴ったためは驚きで声がでなくなった。

焦「俺はさっき不便なことがあれば呼べって言ったろ

普段自力で歩いてる奴が急に車いすなんて不便に決まってんだろ!」

『ご、ごめんなさい・・・』

まさか焦凍がこんなに怒ると思っていなかったは、心配してくれている焦凍に謝る。

焦「ただでさえ今回俺は何もできなかったんだ

これぐらいはさせてくれ」

の車いすを押しながら駅への道のりを歩く。

ここで遠慮をすればさらに怒られると思いおとなしく焦凍に押されている。

焦「正直驚いた」

『なにが?』

焦「今日の戦い

も・・・かっこよかった」

まさかそんなことを言ってもらえると思わなかったは驚いて振り返る。

焦「守られてる感じがした

それに最後の最後まで敵を前に倒れなかった

オールマイトもすごかったけどあのオールマイトに頼りにされてたはもっとすごかった」

そこまでほめてもらえるとは思わず、なんだか恥ずかしくなり前を向く。

『ありがとう

でもね、正直今回ちゃんと武装しておけばもっと早く倒せたし、多分死柄木も捕まえられたと思う

みんなに怖い思いをさせることもしなくて済んだのに私は武装をしなかった

それは私が反省しなければならない

次またあいつらが来ても必ず守ってみせるからね』

焦「・・・ああ

俺も強くなるよ」
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