第6章 5話
相「腕が鈍ってたら追い返すからな」
『わかってるよ』
空中で目配せをしながら一言だけかわし先に相澤が捕獲武器で攻撃を仕掛ける。
『服、弁償してもらいますからね』
スーツのスカートをスリットを入れるように引き裂き、その下につけていたホルスターから三節根を引っ張りだし一本の棒にする。
すでに戦闘をしているイレイザーヘッドの個性に合わせるように個性が消えているものから順番に倒していく。
緑「すごい・・・!
二人の息がぴったりあってるのもあるけど、多対一こそ先生の得意分野だったんだ
(でも先生って個性なんなんだろ)」
飯「分析してる場合じゃない!!早く避難を!!」
焦「(個性を使わずに近接戦闘
あれがの戦い方か・・・)」
13号の指示に従いUSJ内から避難する為に全員で出口に向かう。
黒「させませんよ」
相「(しまった
一瞬の瞬きの隙に・・・!
一番厄介そうなやつを!)」
黒い靄が出口に向かおうとする生徒たちを阻む。
相「!先に生徒を逃がす!
上に上がれるか!」
『人数が多すぎる!
すぐにはいけない!』
生徒たちの避難が最優先と考えた相澤だが、二人とも13号の援護に行けない。
一人一人は決して強くないが人数が多すぎる上に、全員個性もち。
すぐには迎えそうにない。
敵の目的はオールマイトを殺す事。
子どもたちは関係ない。