第5章 4話
その日の帰り道。
遅い時間になっていまったので、相澤が駅まで送ってくれることになった。
相「完全武装とまではいかなくてもなんか用意しとけよ」
『うん
たしか家にあるはずだから明日から持ってくるよ』
相「ヒーロースーツもなぁ・・・
作り直せばいいんじゃね?」
『今更変えたくないしいろいろ試行錯誤してあれになったんだから無理だよ』
相「まぁいざとなればあいつらを守ってやらねぇといけねぇんだからな」
『・・・わかってるよ』
相「ていうか、家にあるのってなにもってくるんだ?」
ぽんぽんと左の太ももを叩けばそれだけで理解できた相澤は”あー、あれな”との学生時代を思い出す。
相「できればもっと他になにか持ってきとけよ」
『・・・難しい事言うね
考えとくけど』