第5章 4話
『じゃあ、オールマイトさんにも私のお話をしておきます
それでイーブンでしょう?』
オ「きみの話?」
『はい
実は・・・・・』
はオールマイトに自分の話をした。
それを聞いたオールマイトは互いの秘密を共有する者同士として、必ず他言しないと約束してくれた。
『まぁ私のは特に秘密ってわけじゃないですし
そのうちみんなにばれるとは思いますけどそれまでは内緒で』
オ「OKだ!!」
オールマイトの秘密を知った次の日、はいつもより早く家を出た。
なんだか目が覚めてしまったためいつも乗る電車より3本ほど早い時間だ。
『あれ?焦凍君?』
焦「
はやいな」
駅に向かって歩いていると前を見知った人物が歩いていたため声をかけると、向こうも驚いたようで珍しく無表情が崩れている。
『たまたま目が覚めちゃって』
焦「そうか
俺も今日は早めに家を出たんだ
に会えたからラッキーだった」
『そ、そう・・・///』
少し嬉しそうに微笑む焦凍には若干照れながら駅までの道を二人で歩いていく。
ホームにつけば通勤通学のラッシュ時間でちょっとしたトラブルで電車が遅れているとのことで、人でごったがえしていた。
『す、すごい人だね・・・』
焦「だな
早めに出て正解だった
はぐれない様にしろよ」
をかばうようにの腰に手をあてて引っ付かせてくれている焦凍。
素でこういうことができるから怖いのだ。