第3章 2話
『え、でも私プロヒーローじゃないですし事務員ですよ?』
校「その辺は大丈夫さ!
君は資格も持っているしこの雄英高校を卒業している
何も問題はない」
確かに校長の言うとおりではあるがなぜ自分なのだろうか。
教職を持っているプロヒーローなど探せばまだまだいるだろうに。
校「理由を聞きたそうな顔をしているね
先生には相澤先生の補助とせめて一気に除籍をしない様に見張ってほしいんだ
1年間見てその年の入学者が全員除籍になってしまったとすればそれは仕方ないんだけど、さっきも言ったように一気に除籍はできれば避けてほしいのさ」
校長の言いたいことはわかった。
だが、自分では兄を止めることはできないと思う。
『お言葉ですが校長先生
私ではあまり抑止力にならないと思いますよ?』
校「大丈夫さ!!
この学校の職員で君が一番適任だと思ったから任せる
僕の采配に間違いはないのさ!」
胸を張って言う校長にしぶしぶといった感じにが折れる。
『兄さんはそれでいいの?』
相「あ、ああ」
『そう
ならいいけど』
校「これでいいんですよね?相澤先生」
相「ありがとうございます」
校「これが先生の成長になるならお安い御用さ」
相澤の除籍の真相を知らない。
伝えるつもりはないがの未来の為に兄として相澤が考え根津に相談し副担任をしてもらうという事になったのだった。