第12章 11話
そしてまた帰りのHR。
相「で、どうだった」
焦凍をけしかけたのは相澤。
取り敢えず油断させて服を脱がせろとの指示だった。
それを違和感なくできて、も肌を見られても大丈夫であろう人選をしたつもりだった。
焦「・・・・・鱗があった」
「「「は?」」」
相「鱗?
なんだそりゃ」
焦「あれは・・・爬虫類系の鱗でした
少し緑がかってて・・・上半身しか見れなかったですけどおそらく全身に巻きつく様についてると思います」
相「なるほど
それで服装変えやがったのか」
焦凍の話が本当であればスカートからパンツスタイルに変えたのも、足に鱗が出てきてしまったからだと推測できる。
コスチュームも露出の多いのものではばれるから最近訓練に参加しないのだろう。
八「ですが、それだけで私たちにあんな頑なに理由を教えて頂けないものなのでしょうか」
芦「そうだよね
身体に変な模様が出たっていうだけなら私たちに見せてもらえば解決策とか見つかるかも知れないのに」
相「その鱗以外にもなにか理由があるってことだな
そういや少し前にから夢を実現する個性があるのかと聞かれたな」
緑「夢を実現する個性?」
相「ああ
実現できる規模は限られててそんなたいそうな事はできねぇから特に危険視もされてない個性だ
だがそうか・・・わかってきた・・・」
いろいろと推理を始めた相澤に生徒たちは教えてくれと目線を向ける。