第11章 特別編
爆発音が完璧に止んでしまったため、向かう方角がわからずは一人さまよっている。
『(別に爆豪君にばかり気にしなくてもいいんだけど、あんまり他校の人と喧嘩すると兄さんに怒られそうだもんね
加減とか出来なさそうだし
焦凍君ぐらい冷静になれればもっと強くなれると思うのにもったいない)』
どこに向かおうかと迷っていると上から何かの気配を感じて視線を向けた。
『あ、これ当たる・・・』
数えきれないほどのミサイルが飛んできて自分の足では当たらないところまで回避するのは不可能だと思い、刀を抜いた。
赤「おかしいわね
生体反応がみあたらな・・・あれ?」
藤「ああ?
なんだよ見つかったのか?」
赤「え、ええ
でもこの反応は・・・」
爆号たちに向けてはなったミサイルが当たったかどうかを見に来たのだが、4人の生体反応が見つからない。
代わりにあるのは・・・
『ごほっ・・・』
藤「お、お前!!」
咳き込んで座っているの反応だけだった。
多「わわっ、攻撃しちゃ駄目って言われてた先生!?」
あわあわと焦りだす多弾には大丈夫と返す。
『こんなところにいてた私が悪いんだから大丈夫
邪魔してごめんね』
赤「(この先生・・・普通に笑ってるけどあれだけの数のミサイルを受けて無傷・・・?)」
見たところに怪我はひとつもない。
場所からして直撃しててもおかしくないはずなのに。