第9章 8話
『みんな今日はありがとう
お疲れ様でした』
結局1-A全員に勝ったは傷一つ負わず、息切れもなしだ。
相「なさけねぇなお前ら
20人もいんのに
なんか質問あるなら聞いとけよ、今のうちだぞ」
緑「あの・・・最後の轟君の時のはどうやってあの距離を切ったんですか?」
おずおずと手を挙げ、今日は参加できなかった緑谷がノートを構えながら聞いてくる。
『最後のはなんていうのかな・・・風圧・・・みたいな?』
緑「風圧・・・ですか?」
『そう
こう早く刀をしゅって抜いて出てくる風で切ってる感じ!!』
相「まぁこいつは簡単に言うが滅多にできねぇぞ
あとあの刀に火をつけるやつもの抜刀の速さがないとつかない」
緑「な、なるほど」
相「あとお前らわかってると思うが個性を使ってない相手に使えるお前らが負けたんだ
個性が強くなくてものように身体能力を上げれば個性が強い奴にだって勝てる
体育祭の時に常闇も言われただろ
相性悪い相手に対しての戦い方を考えろって
みんなも同じだ
は個性が戦闘向きじゃないからこの程度だが個性も強く身体能力の高い敵なんかごまんといる
そいつらに勝つために己がすべきことをよく考え鍛錬するように
以上」
「「「ありがとうございました」」」
んじゃ解散、と相澤に言われ更衣室に着替えに戻っていく。