第9章 8話
意気揚々と出てきた峰田だが、クラスメイトは不安げな目を向けている。
(((嫌な予感しかしない・・・)))
『次は峰田君か
お願いします』
峰「先生よぉ
おいらの個性知ってるよな?」
『え、うん
知ってるけど』
峰「おいらの身長も体重も個性把握テストの結果も家もなんでも知ってるよなぁ?」
『い、一応副担任だからね』
峰「それってさぁ不公平じゃない?」
『不公平?』
峰田は食いついた!という感じに目を光らせ言葉巧みに畳み掛ける。
峰「不公平だろうよ!
こっちは先生の個性さっき知っただけで戦い方も身長も体重もスリーサイズも知らないんだぜ!?」
『え、それって不公平・・・なの?』
峰「そりゃそうさ!!
身長・体重・スリーサイズがわかればどうやって攻撃したらいいかとか考えるし
おいらみたいな身長のやつとオールマイトへの戦い方が一緒なわけないだろ!?」
『(え、どうしよう
何言われてるのか全然わかんない・・・)』