第7章 守護神とエース
田中「東京かぁぁ...!シティボーイめぇぇ!!けちょんけちょんにしてやるんだぜぇぇ..!」
月島「シティボーイって...。プッ...。」
田中「うるせえ月島ぁ!てめぇおらぁ!!」
煩いやり取りが行われている中。
西谷「...大地さん!!...すみません...俺、練習試合出ません...。」
『!』
澤村「...東峰が戻ってないからか。」
西谷「...。」
澤村「...お前は東峰が"逃げた"って思って、ハラ立ってるのかもしれないけど西谷は西谷なんだし...。」
これって...前にスガ先輩が話してた...。
西谷「...翔陽は、いい奴だし。」
澤村「?」
西谷「他の1年も曲者揃いだけど、面白そうな奴ばっかで、これからこのチームはなんかこう良い感じにやって行くんだと思います...。俺も...ここで練習したい...。けど、試合に..俺に試合に出て勝ったら...旭さんが居なくても勝てるって証明になるみたいで...。
...今まで一緒に戦ってきたのに、旭さん居なくても勝てる...みたいになるの嫌です...わ、わがまま言って...スミマセン...。」
澤村「!...わかったでも、合宿は出てくれよ?」
西谷先輩は大地先輩をバッと見上げた。
日向「ノヤさん!!もっかい!ローリングサンダーもっかい!!」
そんな西谷先輩を呼ぶ日向くん...。
澤村「な?」
西谷「...。」
日向「...?」
西谷「はい...。」