• テキストサイズ

【ハイキュー!!】烏と天使は空を舞う。

第5章 烏野高校VS青葉城西高校!!


及川side



及川「──うん!応援ありがとう!君たちの為に頑張るよ!」



女子「「「キャーーーッ!」」」



俺の周りには、今日の練習試合を見に来てくれた女の子たち。



大体俺目当てだと思うけど。



俺は捻挫をしていた為、病院に寄ってからの参加だ。



...さて。そろそろ行かないと“岩ちゃん”に怒られちゃうかな〜。



俺は、女の子たちと別れ、体育館に向かった。







及川「ふんふふーん♪さぁて、烏野はどんな強さかな〜。」



体育館に向かう廊下を歩いていると、奥にうずくまってる女の子がいた。



どうしたんだろ...。お腹でも痛いのかな?



何はともあれ、辛そうな女の子は放っておけないよね。



俺はその女の子に近づく。



でも、なにか様子がおかしかった。



『違う.......やめて.......何で.......。』



あの子...ただ体調が悪いだけじゃ無い!



『っあぁ....!!』



及川「大丈夫!?」



俺はその子に向かって駆け寄る。



『.....だ.........れ?』



その子が少しだけ顔を上げる。



その瞬間、俺はその子を抱き締めた。



『っ!』



及川「大丈夫。落ち着いて。深呼吸。」



俺は、小さな子供をあやすように、背中を叩く。



『...はぁ.....はぁ......。』



及川「大丈夫だよ。君を締め付けるものは何も無い。」



しばらくして、その子はやっと落ち着くことが出来た。





及川「...落ち着いた?」



『...はい。ありがとうございました。』



そう言ってその子は、ゆっくり顔を上げる。



及川「!」



綺麗...だった。



今まで色んな女の子と会った俺でも息を呑むような綺麗な顔立ち。



そして何より...この子は...。



?「いやー焦ったよ。ようやく学校来れたって言うのに女の子が苦しそうにしてるんだもん。取り乱しちゃった。」



俺は、いつも女の子に話す時と同じ笑顔で話しかける。



『...ここの学校の方ですか?』



?→及川「うん!青葉城西高校3年。及川徹だよ。君の名前は?」



『緑川明莉...です。烏野高校から来ました。』



桜葉.......舞花。
/ 73ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp