第4章 烏野高校排球部!!
日向「それでな!そこでシュッとやってバッと俺が飛んで─...。」
『う、うん?』
今は部活からの帰り道。
バレー部の皆さんと一緒に帰ってます。
それで日向くんに今日の3対3の時のことを教えて貰ってるんだけど...。
澤村「日向。それじゃあ音が多すぎてよく分からないぞ。笑」
日向「えぇ!?」
『アハハ...。』
日向くんは国語苦手なのかな...。
田中「それにしても日向ズリーな!こんな可愛い子がずっと近くにいるんだぞ!先輩に場所譲れ!!」
日向「ちょ、田中さん!?」
田中先輩のタックルが日向くんに直撃する。(名前は全員教えていただきました。)
澤村「コラコラ。舞花は男が苦手なんだろ?そんな風にしてると怖がられるぞ〜。」
田中「ガーンッ!」
『.....?』
そんな会話をしながら坂ノ下商店の前まで来る。
すると、大地先輩が肉まんを買ってきてくださった。
日向くんが先に食べて怒られてる...笑
澤村「舞花もほら。食え。」
『え!あ、ありがとうございます!』
(今日来たばかりなのに...私が貰っていいのかな...。)
そう思いながらも、肉まんの美味しそうな香りに負け、1口食べる。
『...美味しい。』
澤村「そうか。良かった。」
大地先輩に頭を撫でられる。
初めての感覚に驚きながら、私はどこか心地良さを感じていた。
菅原「あ!大地が舞花餌付けしてる!」
澤村「ちょ、言い方悪くないか?」
『モグモグ...?』
私は、暖かい気持ちになりながら、皆さんと帰路をたどったのだった。