サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。
第32章 新ハンター
車椅子に乗っていて、口が裂けているけど綺麗な顔立ちを女の人。
少なくともハンターなのは分かるが、見覚えは無い。
「あ、あの、どちら様?」
「あらぁ、聞いてないの??今日からこの荘園でハンターをする、〈彫刻家〉ガラテアよ。よろしくねっ!」
子供っぽくてハイテンションな人だ。目は笑ってないから、それが更に恐怖を煽る。
「……(((もうちょい落ち着いてる人が来ると思ってた…」
「あら……じゃあ、ここでは無駄にハイテンションになる必要は無いのね」
さっきとは違う、大人しい声に変わる。めっちゃビックリした。
「まぁ、さっきも言ったけど、私は新ハンターのガラテア。〈彫刻家〉よ。これから作品を作るから、部屋に戻るわ。じゃあね」
そう言って、ガラテアは去って行った。
一気に女性らしくなったガラテアに呆気にとられていると、後ろからロビー君に声をかけられた。