サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。
第36章 私はビッチ!私はビッチ!(続)
「下も脱がせてください」
妖艶な笑みを浮かべて私の手をベルトにかけさせるジャック。
「…っ」
私は心臓がバクバク鳴っているのを無視して、ズボンに手をかけた。
「ほら、早く」
せめてゆっくり脱がそうと思っていたのに、ジャックに急かされる。
「分かった」
バッ、と一気にジャックのズボンを脱がす。
「極端過ぎませんか!?」
ジャックはなんか焦った様子で布団を被る。
「こーら、ジャック、隠れないのー」
布団を無理やり剥ぐ。
「ぁ……」
ジャックが恥ずかしそうにこちらを見て目に涙の膜を浮かばせるから、私はつい興奮してしまった。
「わ~、エッチ~」
からかうように言うと、ジャックは顔を紅くして、「うるさいです!」と言った。
それで更に興奮する。
自分の中のS心が開花した気分だ。
「今日は私が攻めるー!」
ボフ、とジャックの胸に飛びついて、押し倒そうとする。
どう頑張っても手じゃ押し倒せないからね。
「っと。危ないですよ、夏葉」
そう言いながら私を受け止めるジャック。
えぇぇ!?
「そこは、もっと、ボフゥッって倒れてよ!!受け止めなくて良いから!!」
「おや…それはすみません」