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サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。

第34章 私はビッチ私はビッチ「「自己暗示」」


「ん…」

「あ、起きた?おはよう」

なんとなくおはよう、と返し、布団をどかす。

あれ?全裸だ、私。

「…ぜ、全裸だぁぁっ!!」

また布団をかけなおし、その中にこもる。

「えー、今更恥ずかしがる必要無くない?」

くつくつと笑いながらジョゼフが言う。

「今明るいじゃん!!やだ!恥ずかしい!!」

「残念な事に、夏葉の服まだ乾いてないなぁ」

「洗ってくれてありがとう!!ジョゼフの服貸して!!」

「どういたしまして!!そうくる!?」

そうは言いながらも、色々と服を探してくれるジョゼフ。

やっぱりお兄ちゃんだなぁ。

「んー、夏葉に似合いそうな服とかは無いなぁ。まぁ、夏葉なら何でも似合うだろうけど。血影で良い?」

「何でもいい。ありがとう。ちょい着替えるね」

ジョゼフの大きい服を受け取り、着替える。やはり少し大きかったけれど、長めのワンピースのような丈になった。

「部屋から下着取ってくる。あ、先に食堂行ってて」

「うん」

そうして私は、ジャックとは鉢合わせしないように遠回りをしながら部屋に向かった。

服がパジャマと試合の服一着とサバイバーの時の服だけとなるとかなり不便だな。
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