第9章 少女昏睡状態
クロウリー「どうしたものでしょうか…困りましたねぇ」
目を覚ます気配がない少女
微かな呼吸だけが生きていると証明している
ユウ「あ、先生方…」
グリム「ふな!集まってどうしたんだ?」
保健室に入って来たのは優とグリム
その手には花があった
サム「それは?」
ユウ「これはグリムが摘んできたんです」
優はそう言って花瓶に生ける
グリム「ふなぁ〜…早く起きろ…ユウと2人っきりだとつまらないんだゾ…」
ふよふよと浮いていたグリムは猫のようにの傍に行くとスリスリと顔に顔をすり当てる
『いい子だね。可愛いねグリム。可愛いよ』
そう言ってくれたの声が聞こえず、グリムはポタポタと涙を流す