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天使の様な君とワルツを
第9章 少女昏睡状態
静かに眠るは真っ青を通り越して真っ白になっていた
微かな呼吸が生きていることを知らせる
クルーウェル「仔犬、何故目を覚まさない。弟達が待っているぞ」
『………』
クルーウェルの声に反応するかの様に、ピクリと手が動く
それを見たクルーウェルは悲しげに微笑む
クルーウェル「やはり弟達が大事か…。」
静かに響くクルーウェルの声
「クルーウェル先生。君は…」
クルーウェル「分かっている」
『………』
チラリと横目を見ると、は静かに眠ったまま
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