第8章 購買部で働きます
マレウスは何故かの腕を強く掴んだ
『!ツノ太郎?』
マレウス「あ、いや…なんでもない」
『変なの。私そろそろ勉強するね。じゃあねツノ太郎』
マレウス「分かった。またな」
パタンとドアが閉まるとマレウスは自身の手を見つめる
か細い“少年”の熱が手に残っている
か弱く脆い人間だが、その目には嘘偽りがない真っ直ぐな瞳
マレウス「くくっ…面白い人間だ」
マレウスはそう言うとスッと姿を消した
『さてと、勉強して寝なきゃ』
この世界で生きていくには知識が無さすぎる
勉強しても足りないくらいだ