第6章 イジメ
ユウ「確実に嫌われたぁぁぁ!」
ボロボロと泣く僕に、エース達はトントンと背中を叩いてくれた
『ゆ…』
その様子を姉さんが見てるなんて気付かなかった
優 side終
ポタリとグリムの頭に雫が落ちた
グリム「?」
グリムが上を見上げようとすると、頭を撫でられた不可能だった
『………帰ろうか、グリム』
グリム「ユウはいいのか?」
『うん、何かあれば連絡が来るよ』
はグリムを連れてオンボロ寮に帰ると、着替えもせずボスンッとベッドへ倒れ込んだ
『優は私が居なくても大丈夫なんじゃない…』
自分には無いものを持っている優
は静かに呟き、グリムを抱きしめて眠ってしまった