第39章 朝日※
「ね、ご挨拶させてよ」
「ご挨拶?」
そう言うと光希は善逸の腕から抜け出し、彼の前で頬杖をついて寝そべる。
善逸の男性器の前でにこりと笑う。
「お、おい……」
「はじめまして」
「は?」
「光希と申します。そちらは私をご存知とは思いますが、私はあなたと面と向かって対峙するのは初めてなのです」
……こいつ、ちんちんに挨拶してやがる。どゆこと?
善逸は光希がおかしくなったかと焦りだす。
「何してんの、光希……」
「つきましては、仲良くなるために、あなたに触れてもよろしいでしょうか?」
「え、ちょっと、」
善逸が慌てて動いたので、それも連動して動く。意思があるかのように上下に動いた。
「ご了承いただき、ありがとうございます」
「違っ……」
光希は座り直すと、両手で竿を優しく包み込んだ。
「うっ……」
善逸が、身体を丸めてぴくんと反応をする。
左手でゆっくりしごき、右手はカリや先端をそっと刺激する。焦らすように、ゆっくりと、優しく。
……うわ、これ、気持ち良い
善逸の反応をみながら、痛くないように少しずつ力と速さを増していく。
善逸は座ったまま、体の後方に手をついて悶える。