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雷鳴に耳を傾けて【鬼滅の刃】我妻善逸

第25章 明日の命※


「んんっ…はぁっ……」

眉を潜めて腰を落として行く光希。ズブズブと、少しずつ善逸が飲み込まれていく。

「くっ……光希、大丈夫か?無理、してない?」
「だい、じょぶっ…はー……、はー、」

痛みはあるが、自分のペースで進められるので幾分楽なようだ。呼吸で力を抜きながら埋めていく。


「うっ、いたっ……」
「! 止まって、ゆっくり……少し揺らそうか、んっ、はぁっ……どう?」
「はぁっ、大丈夫……ふぅー…、進むね」

二人はしっかり抱き合いながら、挿入していく。重力で光希の身体が下へ下へと落ちていく。


「んっ!」
「入った!奥まで入ったあ……」

光希のお尻が善逸の太ももにあたり、奥まで入ったとわかった。少女は少年の上に、向き合いながら完全に座る形となる。


「はぁっ、光希、ありがとう。入ったよ、俺のが全部。わかる?」
「はぁ、はぁ、うん、わかるよ。はぁ、嬉しいねえ」
「うん、すっごい嬉しい。温かいなぁ……気持ちいい……」

善逸が光希をギュッと抱きしめる。
光希の中で善逸が動いて、不意に膣壁を擦った。


「んっ!」
「あ、ごめん、痛いよね?」
「ちがっ……その……」

頬を赤らめる光希。


この音……え、もしかして……
善逸は今度は意識的に少し腰を揺らす。


「きゃんっ!」

「光希……。中、気持ちいいの?」
「………あ…」

またゆるゆると揺らす。


「や、あんっっ!……っ、はっ…駄目っ…!」
「気持ちいいんだ、光希」

挿入時は痛がるだけだった光希が、己の刺激で感じている。そのことに猛烈に喜びを感じた。


光希は善逸の首に手を回し、初めての快感に目をぎゅっとつぶって耐えている。


善逸は光希のお尻を掴んで前後に大きく揺らしてみる。

「ひゃん!あんっ、……やぁっ!」
「気持ちいいんでしょ?」
「ああんっ、はぁっ、はぁ、……め、めちゃめちゃ気持ちいい……」

「はは、気持ちいいんだね。あー、嬉しいなぁ。本当に嬉しいなぁ……」


善逸は何故だか涙が出てきた。

歓喜の涙を流しながら、光希の腰を動かし続ける。光希をもっと喜ばせたくて、彼女からの締め付けに必死で耐える。


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