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夢現

第23章 修行と仕事


再びシャンクスのいる冬島。

シ「早かったな」

『返事は

"用件があるなら酒でも持っててめぇで来やがれ"

だそうです』

その言葉を聞いてまわりにいた幹部たちは大声で笑いだした。

ヤ「お頭振られてんじゃねぇか!」

シ「誰もラブレターなんか書いてねぇよ!

まぁしょうがねぇ良酒持って会いに行くか」

ベ「出航の準備か?」

シ「ああ

すまなかったな、せっかく届けてもらったのに」

『いえ、大した距離でもありませんから』

シ「なぁ?ずっと気になってたんだけどその左手のって…」

『これですか?綺麗でしょう?』

シ「ああ…ってそうじゃなくてだな!

誰からだ?」

『それは…』

言葉を濁した恋歌にベンが肩を叩いてきた。

ベ「安心しろ

回りには俺たちしかいない」

『そうですか

これはエースとお揃いなんです』

恋歌の口から出てきた名前に驚くシャンクス。

シ「何!?

あの火拳のエースのことか!?」

『はい』

シ「お前らそういう関係なのか!?」

『そういうっていうか…

まぁ…』

ヤ「あはははは!!

恋歌にも振られやがった!」

シ「うるせぇぞ!!

あいつとそこまで深い関係なら恋歌も俺の話を聞いていった方がいいかも知れねぇ」

『エースの話だったんですか?』

シ「そうだ」

いつもの柔らかい雰囲気とは一変して真剣な空気が流れる。
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