第17章 帰還
エ「それは俺も思ったさ
母ちゃんは出会った頃から成長してないんだったら変わったのは俺たちだ
5年見ない間に俺たちの方がでかくなっちまった
ま、存在感で言えば一番でかいのはいつも母ちゃんだけどな」
サ「やっぱ俺たちの誓いも間違いじゃなかったな
ルフィもその辺はよくわかってるみたいだし」
エ「あの誓いもルフィが言い出したことだしな
ほんとばかなのか考えてんのかよくわかんねー弟だ」
サ「だな
あとさエース、俺お前に謝らなきゃいけないことができた」
エ「…………大体予想はついてるけどな
聞いといてやる」
サ「やっぱエースにも母さんは渡せねぇや
勿論お前と一緒の意味でな」
エ「だろうと思った…」
サ「この分だとルフィもいつかそう思うかもな」
エ「誰が弟に負けるかよ」
サ「俺は長男にも負けねぇけどな」
エ「あ、そうだ
お前一発殴らせろ!」
サ「はぁ!?
意味わかんねぇよ!」
エ「母ちゃんに抱きつかれて顔赤くしてたくせに!」
サ「しょーがねーだろ!!
あんなことされたら誰だってああなる!
お前こそ母さんを抱き上げて帰ってきただろ!
こっちこそ一発殴らせろ!」
エ「ざけんな!」
ル「なぁ?何であいつら喧嘩してんだ?」
『何でだろ…
まぁ喧嘩するほど仲がいいって言うしね
いいんじゃない?』
ル「そうなのか」
『でもそろそろ止めないとね
ルフィご飯食べたいだろうし』
ル「もう腹ペコだ…」
エースとサボの喧嘩は恋歌が止めに来るまで続けられお互いぼろぼろの状態で夕飯を食べていた。