第12章 未来の海賊王との出会い
そして上がりに上がった懸賞金は今では…8億ベリー
もう最近は恋歌ももうどうでもいいかと思い始めている。
顔は見られていないし、何も桜だけで倒していないのに未だに"桜姫"という名は変わらない。
今ではこのフーシャ村でも知らない者はいないぐらいの存在になっていた。
本人は暇なときは出来るだけフーシャ村に降りるようにして村の人たちと仲良くなっていた。
神様の設定であることがあってあそこに住んでいるというのは限られた年寄りの方たちしか知らず、今では村長のみが知ることとなっているようだ。
そのためフーシャ村の人たちと仲良くなりたいと思い、村に足を運ぶようになっていたのだ。
『こんにちは』
「あら、いらっしゃい」
中でも仲良くなったのは原作にも出てくる"マキノ"だ。
いつも村に来たらここにきて他愛のない話をしている。
時にはここに泊まらせてもらうこともあり、恋歌専用の部屋まで用意してくれた。
何故かルフィと会ったことはないが。
マ「今日はどうしたの?
何か買い物?」
優しい笑顔で話してくれるマキノは恋歌の中では癒しになっている。
『ううん、今日は遊びに来ただけ
何か食べていってもいい?』
マ「もちろんよ
何か作るから待ってて」
「海賊が来たぞー!!」
すると外から大声でそんな言葉が聞こえてきた。
『(まさかここから原作に?
てことは来た海賊は…)』
マ「海賊ですって」
『みたいね』
二人はのほほんとしながら会話していた。