• テキストサイズ

【鬼滅の刃】水魚之交

第9章 ※誘惑




ー後日談



「宇髄さん、こんにちは。」

「おっ胡蝶、どうしたんだ?」

「あまり私の親友を弄ばないでくださいね。」

「ははっ、わりー。だってよ、あいつら地味にちんたらやってて、イライラするんだよ。」

「まぁ、お気持ちはわかりますけど。」

「冨岡だって、俺にはちょくちょく牽制してくるんだぜ。絶対に陽華のこと好きなくせに、なんであんなに煮え切らないかね。」

「…それは、二人の過去に原因があるんだと思います。」

「過去?」

「私も存じ上げません。あんなに自分のことを何でも話してくれる陽華ですが、そのことに関しては絶対に話そうとしません。私は打ち明けてくれるのを待ってるんですけどね。」

「ま、鬼殺隊にいる以上、なんらかの事情は抱えてるんだろうよ。」

「そうですね。…だから宇髄さん。あまり陽華を虐めないでくださいね。」

「ほーい、わかったよ。」




ー誘惑 完
/ 550ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp