第19章 ※青空の下
荒い息を吐きながら、倒れ込んだ陽華に義勇は覆い被さると、耳元で「陽華、挿れるぞ?」と囁いた。陽華は顔を伏せたまま、小さく「…うん。」と呟いた。
義勇は陽華の腰を持ち上げて四つん這いにすると、隊服から取り出した、ガチガチに固まった自身を、後ろから陽華の秘部に沈めた。そのまま義勇は陽華の腰を掴むと、腰をゆっくり前後に動かしはじめた。
動きが早くなって、奥の奥まで突かれると、また身体が疼いてくるのを感じて、陽華は艶かしい声を上げた。
「あっ…ぁん…、深っ…そん…な奥…まで、っ!」
「…お前の中、相変わらずキツい。」
特に今日は、脚を閉じてるからか、さらに締め付けが強く感じられた。追加で後ろから突いていることも、妙な背徳感が生まれ、義勇を興奮させた。
「っ…、くぅ…、もうイきそうだ。」
義勇のその言葉に、陽華は慌てて、義勇の方に振り返った。
「待ってっ!まだ待って!」
義勇はびっくりして、動きを止めた。陽華は義勇の目を見つめるとこう言った。
「後ろからだと、誰にされているのかわからなくてやだっ!恥ずかしいけど…ちゃんと義勇の顔を見たい…。」
そう言った陽華のあまりの可愛さに、義勇は鼓動が早くなっていくのを感じた。今すぐにも自分の中から心臓が飛び出すんじゃないかという錯覚に陥り、思わず胸を抑えた。