第13章 ※潜入任務
身体中を巡る熱い疼きに耐えられず、陽華は義勇の頭を押し返して、離そうと試みるが、義勇はピクリとも動かなかった。
「はぁ…ぁん、ほんとに…だ、だめっ…、イッ…ちゃ…んっ…んあぅっ!!」
大きく鳴いたかと思ったら、陽華は身体をビクビクと震わさせた。秘部から厭らしい液体が止めどなく溢れ出て、敷布にシミが広がった。
暫くの間、身体を痙攣させる陽華を見て、義勇は思わず息を飲んだ。
(…すごいところを発見してしまった。)
肩で息をしながらぐったりと横たわる陽華を見て、義勇は済まなそうに言った。
「陽華、もう力尽きてるところに申し訳ないが、俺のがもう限界だ。入れさせて貰うが構わないか?」
義勇の問いかけに、陽華が小さく頷いた。それを確認すると、義勇は熱く膨張した自身を狭い布の中から解放した。それを充分に潤った秘部にゆっくりと埋め込んでいく。
(早く終わらせた方がいいな。)
義勇はネクタイを緩めると、シャツのボタンを一つ開けた。
そして、勢いよく腰を動かしたはじめた。義勇のそれが陽華の肉壁を抉る。奥の奥まで何度も突き上げられると、陽華の身体に異変が起こった。
(やだ…また身体が熱い。私の身体って、こんな感じやすいの?)
「ま、待って!」
突然の呼び掛けに、義勇は驚いて動きを止めた。陽華が虚ろな瞳で義勇を見つめる。
「身体が…熱いの。だから、まだ…っ!」
そこまで言うと、恥ずかしそうに顔を俯かせ、小さい声で囁いた。
「…もう少し…して?」
義勇の頭に、鈍器のようなもので殴られたかのような衝撃が走った。可愛すぎて、身悶えしそうな自分を必死に抑える。
「…承知した。」
義勇は澄ました顔でそう呟いたが、最初から全力で挑んだ為、正直そんな余裕はなかった。後数回でも突けば、全てを出し切る自信がある。義勇は深く呼吸すると、猛った自身が収まるよう全集中した。
隅々まで神経を尖らせ、血液の巡りを制御すると、次第に義勇のそれは落ち着きを取り戻した。