第2章 ☆ 季節外れの桜
-黒子side-
ザアアアア…
校内に響き渡る雨音。
黒子「ハァ…。今日も雨ですか…。」
ここ最近はずっと雨。
さすがに僕も気落ちしてしまいます。
そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、いつものように…いや、いつもの何倍もテンションの高い桃井さんが来た。
桃井「テーツくーん!!」
隣で寝ていた青峰君を押し退けて、僕の隣に座る。
青峰「んがっ?!って~!何すんだよ!さつき!!」
桃井「ねー、聞いて!テツ君!今日ね転校生来るんだって!」
青峰「無視かよ?!」
黒子「そうなんですか、うちのクラスですか?」