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イケヴァン 混血少女のファンタジア

第3章 会いたかった人


「今宵の家族の再開に感謝するよ」

「はい」

断るのも悪いと思い二度目の乾杯をする。

父が横でシャンパンを飲み干すのを見て水に口をつけた。

(まるでこの状況はわからないけど)

料理からはいい匂いが立ち上がり、体は空腹を感じている。

(手をつけないのも失礼だし何より美味しそうだからいただこうかな)

私は小さく息をつくと目の前の色鮮やかなテリーヌにナイフを入れた。

「美味しい....」

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