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イケヴァン 混血少女のファンタジア

第3章 会いたかった人


(モー君?)

軽い男性の呟きに執事らしい男性は、小さく行きをつくと、ひとつの扉の前に立ち軽くノックをする。

「失礼いたします。いらっしゃいますよね?食堂へいらしてください」

ピアノの音色が止み、ほどなくして部屋の中から男性が姿を現した。

「邪魔」

「約束の時間ですので」

「...」

(わ...)

扉の中から出てきた男性は、とてもきれいな顔をしていた。

その男性は、ふとこちらへ目を留めると不快そうに眉を寄せた。
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