• テキストサイズ

《鬼滅の刃》たくさんの愛を(短編集)

第3章 照れかくし(時透無一郎)*




達する寸前に止められた。
私の中はヒクヒクしている。
『な…んで……』
なんで、やめちゃうの…?
私はなんて淫乱になってしまったのだろう。

「…ねぇ、飛鳥。イきたい?」
『………』
彼の綺麗な顔がまた私の目の前に。
「イかせてほしいの?」
『………』
…駄目だ。身体が疼いてしょうがない。
きっと…身体は彼を必要としてる。


私の気持ちは…?
…そんなの、とっくに気付いてる。
認めるのが嫌だった。
だって彼は私のことが嫌い。
私にこんなことするのは
ただ欲求不満だから。
男ってそういうものでしょ…?
抱ければ誰だっていい。
でも私は…両思いの相手に…
抱いて欲しかった…


「…おーい。
 何も言わないとやめちゃう…」
『無一郎さんが欲しいですっ…』
「…え…?」
『好きなんです、あなたのことが。
 ずっと好きでした…
 だから……めちゃくちゃにして
 くださいっ、、、』
 
/ 317ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp