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《鬼滅の刃》たくさんの愛を(短編集)

第7章 きっかけ(冨岡義勇)




『っ…はい…!!
 私も義勇さんのことが好きです…!
 大好きなんです…っ!!』
義勇は凄く優しい笑顔を見せ飛鳥を抱きしめる。
「ずっとこうしたかった…
 会うたびどんどん飛鳥のことが
 好きになっていて…
 何度抱きしめたいと思ったことか…」
『私もです…
 ずっと義勇さんに触れたかった…
 だから今凄く幸せですっ…!』
やっと好きな人とと結ばれたーーー
飛鳥の瞳から涙が溢れたー…。

「…結構我慢してたんだ。
 なるべく飛鳥のペースでゆっくり
 進めていくから…
 キス、してもいいか?」
『えっ…キス…ですか?』
飛鳥の顔がボンっとより一層赤くなる。
「…そんな可愛い顔見せる
 飛鳥が悪い…」
ちゅ…
飛鳥の返事は待たず、唇にキスをする義勇。
『…い、今のはズルいですよっ…!』
そう言うと飛鳥は義勇のネクタイを引っ張り、
ちゅっ
今度は飛鳥が義勇にキスをした。
『これでおあいっこです…!!』
「…これじゃあゆっくり進めるのは
 無理そうだな…」
ボソッと言う義勇。
2人は手を繋いで歩いて行くのであった。













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