第1章 キセキとの出会い
柚子「今日、マネージャーになった五十嵐柚子です、よろしくお願いします」
桃「よろしくねっ」
黄「よろしくッス」
青「ま、よろしく頼むわ」
赤「宜しく、今日から頑張ってくれ」
紫「んー、よろしくねー、」
緑「よろしくなのだよ、」
黒「よろしくお願いします」
柚子「ん?え?・・・」
最後のひとの声、どこから?
そう思い辺りをキョロキョロするも見当たらず
気のせいかな?と思っていると
黒「ここです、」
ツンツンとされ振り返ると少年が一人、
柚子「・・・・・、うわぁぁああ!?」
驚きすぎて思わずバランスを崩し、倒れそうになったのを、
受け止められた、
と言うよりぶつかった、
なんかでかい…
ぽけー、と見つめていれば
紫「なにー?、」
と首を傾げ、お菓子を頬張り見下ろされる、
柚子「い、いえ!すいません」
ぺこ、と頭を下げ、
暫くその状態で固まって何かを考え込みだし、
キセキ「どうした?
んだ?
スかね?
ですか?
のだよ?
のー?」
皆私の柚子の顔を覗き込む
そして、柚子は突然頭をガバっと上げて、
柚子「すいませんっ!、生徒会の仕事忘れてたんで戻ります!明日からちゃんとしますんで・・・さよなら!」
と、あたふたしながら走り去る柚子をぽかーんと見送り、
皆練習に取り掛かった、
柚子「ふぅ、終わった、帰ろ、」
そう言って鞄を持てば、校門前へと、
するとこの暗闇に一際目立つ金髪少年が立っていた
柚子「どうしたの?」
黄「あれ?、もう終わったんスか?、よかったら一緒に帰らないッスか?」
に、と微笑むあいてを見ながら何故だか頷いてしまった、
ふと、相手の手を見ると少し震えていた、
だから手をとり歩き出した
黄「ちょ、ちょっと柚子っち!?、」
柚子「寒そうだったから・・、柚子、っち?」
きょとんとして相手を見ると目を逸らされ、
黄「大したことないッスよ、嗚呼、認めた人には○○っちをつけるんス」
柚子「あるでしょ、風邪ひくから、え、まだなんもしてないけd」
こんなに楽しく家に帰るのは何年ぶりだろうか、