第9章 全員vs夢主!?ー番外編ー
─vsシンドバッド─
「んー……暇だぁ!」
なんっにもやることがないっ!
とてつもなく暇だなぁ。
なんか面白いことないかな……
シン「ちょっと良いか!?」
息を切らせ、シンが部屋に入ってくる。
いつものことだから、あまり驚きはしない。
シン「す、すまないな。ちょっと隠れさせてくれ」
「良いけど……どーせ、また仕事サボったんでしょ?」
シン「うっ…わかってるじゃないか、凜…」
「はぁ…」
……こんなのが王様で、この国大丈夫なのかな?
いや、見方を変えりゃ……良い暇潰し登場?
私はわざとらしく、言ってみた。
「…ねーぇ、シン」
シン「な、なんだ?凜」
「私、もう数十回くらいシンをかくまってるよねぇ?」
シン「そ、そうだな…」
「なんか、見返りがあってもいーんじゃないのぉ?(ニヤニヤ)」
シン「…んー…それも、そうだな……」
シンが考え込む。
さて、と。私が期待してる答えは、果たして出るかな……?