第2章 プロローグ
「凜ばいばーい」
「うん。また明日ー」
普段と変わらない日常。
朝起きて、学校に行って、帰ってきて、寝る。
毎日同じ事ばっかり。
「あーあ、なんか面白い事ないかなぁ」
ま、そんな事言ってもしょうがないか。
「ただいまー」
「お帰り、凜。ご飯まだ出来ないから、先に宿題済ませなさい」
「わかったー」
部屋に入って、机に向かう。
「えっと………うわ、今日の課題多っ!!!最悪だ~……」
文句を言いながら、課題と奮闘する。でも、やってもやっても減らない課題に、イライラし始める。
「……ふわぁ……」
眠いなぁ………
うとうとしていると、本当に寝てしまった。