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甘味料

第1章 南沢高校


雲からついさっき顔を出した太陽が
私の新しい学校生活を祝福するかのように
温かな光を私に浴びせていた。



私、木垣ことせは
中学のころ一目惚れした先輩に憧れ南沢高校を受けることを決意。

そして、今
桜の花びらがひらひらと落ちてゆくなかで私は念願の南沢高校の前にいる



「きれい…」


私が入学した南沢高校は賢くて有名な進学校。
しかも制服が可愛くて校則も緩く学校自体この前出来たばかりなのでまるでお金持ちの家の宮殿にいるような気分になるのだ


そんなことを考えていた時だった
後ろから聞き覚えのない声が聞こえた


「邪魔なんだけど」
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