第21章 拘束※
カホは直ぐにその提案を受け入れることは出来なかった。
それに驚いたのは安室。
てっきりカホは普通に自分の名前を呼んでこの状況から逃れようとすると思っていたから。
何をそんなに躊躇っている
そんなに嫌なのか、俺の名前を呼ぶのが
あの男には…呼んでいたのに
時間が経つにつれて安室の中にはフツフツと黒い感情が沸き立っていた。
「どうしたんです?そんなに悩む事ですか?」
痺れをきらした安室がカホに問いかける。
カホは一瞬困惑の表情を浮かべる。
まだ彼女の中では自分の気持ちがまとまっていなかった。
「その…えっと…」
「沖矢昴と安室透…カホさんの中では何が違うんですか?」
「それは…全然違います」
「全然違う?…それは沖矢昴がそんなにいいと言うことですか?」
「違う…そんなんじゃない…昴さんは…」
「ほら、その男の名前は簡単に呼べるじゃないですか。どうして僕のことは呼べないんですか?もしかしてカホさん…沖矢昴に惚れてるんですか」
「違う…!昴さんと安室さんは…」
安室さん
呼ばれて嬉しいはずのその名前。
けれど今はあの男に対する敗北感しかない。
安室の青い瞳に怒りと嫉妬の色が芽生えた。
「もういいですよ…
そんなにこれが欲しいんだったら飽きるまで使ってあげますから」
そう言って安室は電マの強さを【強】にしてカホの陰核に押し付けた。
「ハアァァァァアア…!!!アッ…だめっ…止めて…ああっ!!」
「もしかしてこうしてもらいたくて僕の言う事聞かなかったんですか?」
「ちがっ…ハァンッ…!!ああっ…ダメっ…お願い止めて…!!」
「すみません気づいてあげられなくて…お詫びにコッチも動かしてあげますから」
そう言って安室は腰を動かし始める。
「アッ…アアアッン…ハァン…ダメっ…もう無理っ…ああんっ…イッちゃう…イッちゃう…!!」
「ハァ…どうぞっ…いっぱい膣奥突いて上げますから」
安室はピストンの動きを速めてカホの膣内に陰茎を差し込む。
パンパンパンパンパンッ…!!!
「アアアッ…ダメっ…イクっ…イッちゃうぅ…!!!」
カホは安室の陰茎と電マから与えられる快感に一気に絶頂に達した。