第19章 忘れさせて※
「…あっ…やぁ…」
カホの陰部から透明な液体がピュッピュッと噴き出す。
シーツはカホから噴き出した潮でシミを作った。
既にカホの愛液で濡れていたところもあったのだが。
勢い良く外に出された潮は沖矢の顔にもかかった。
「はぁ…ごめんなさい…顔に、」
「少し…しょっぱいですね」
沖矢はそう言って口元を舌で舐めた。
沖矢のその仕草にカホの顔はみるみる赤くなる。
「顔真っ赤ですね」
可愛いですよカホさん、と沖矢はカホの目を見て微笑んだ。
「カホさんの姿を見て私もそろそろ我慢できそうにないので」
沖矢はそう言ってズボンのベルトに手をかける。
ズボンの上からでも沖矢のモノが膨れ上がってるのが十分に分かった。
下着から現れたそれはブルンッと勢いよく飛び出して上を向いた。
太くパンパンに膨れた陰茎
それはビクッと動きながら血管が所々浮かび上がっている。
一度見たことはあったがやはりそれは大きい。
カホは彼のその興奮した陰茎に思わずゴクッと喉を鳴らす。
あんな大きいのが、私の膣内に…
あの時は私が手を怪我していて沖矢さんはスピードを落としてくれていた。
それでもあんなに感じた。
もし手加減無しでされたら、私は…
どうなってしまうの、
カホの陰部からは再び愛液がトロッと溢れた。
沖矢はカホの陰部の状態を確認する。
そこは先程よりも愛液が溢れ出していて何かを求めるかのようにヒクヒクと動いている。
その姿に思わず沖矢の口角が上がる。
挿入しても大丈夫だろうとカホの濡れた陰部に沖矢は自身のを当てようとした。
けれどカホの身体は視界から消えた。
どうしたのかと沖矢が不思議に思えば身体を引っ張られる感覚。
その力に従って沖矢はベッドに寝かせられた。
沖矢が見上げた先には火照った顔のカホが少し息を乱れさせながら自分を見ていた。
「私だけ気持ちよくしてもらうのは、不公平だから…」
そう言うとカホは身体を屈ませ沖矢の勃起した陰茎へと近づく。
沖矢は自分の陰茎に指が触れる感触を覚えた。