第4章 「出口を探そう」
→部屋の探索をする。
僕は、辺りを見回し部屋を探索する。やはり、床や壁がボロボロだった。
この斧を使えば、壁は壊せるのは確実。しかし、何処に出るのかがわからない。
それが、一番僕にとっては怖かった。でも、此処に居ては、あの犬に喰われるのが確実。
僕は、斧を握り締める。そこ時、扉の向こうからドンドンという激しい音が聞こえてきた。
(………マズい、来た!)
僕は、息を呑み一か八かで壁を、壊す。一部の壁が壊れ、斧も壊れた。
僕は、斧を捨てて………部屋から出る。
幸い、扉の前に置いてある机などで抑えている為、時間はたぶい掛かるはずだ。
いくら犬でさえ、あの扉を開けるのは困難はずだ。息を呑み僕は走り出す。
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