第3章 「行き先には、何がある?」
→右に行く。
僕は、右に行く事を決意して走り出す。やはり、頭蓋骨は僕の後に付いて来る。
僕は、ひたすら前を向いて走る。
だが……………………………………………。
僕の考えが甘かったのか……………。
目の前には、石で出来た壁があった。完全に行き止まりだった。
僕の足がゆっくりと動きが止まっていく。
「…………っ。僕は………………。死ぬのか?」
ズズズという音が、近くに聞こえてきた。それも、僕の真後ろからだった。
ゆっくりと、振り返る。
そこには……………。
口を大きく開けた頭蓋骨の姿。
「あ…………ぼ、くは…………。」
→BAD END