第2章 「交流と合流」
ー創ー
いきなり、俺の目の前に現れた骸骨。
左右には、骨が剥き出しの犬。
皿の上には、謎の料理。
(………食べろ、と言うのか……?)
嫌な汗が、流れる。
骸骨は、喋る。
「ソロデハ…………リョウリヲ………タベテクダサイ。」
息を呑む。
(……本気で、言っているのか?)
俺は、人差し指で何かの料理を指し言う。
「………これは、何だ?」
何かの肉で、その上にはタレが掛かっている。
骸骨は、言う。
「ソレハ……………………『ニンゲン』ノ『ニク』デス。」
一気に血の気が引いていく。
肉の正体は、『人間』だった。
右手で、口を抑える。
吐き気がする。
「「タベロ!!タベロ!!」」」
左右の犬が騒ぐ。
骸骨も俺を見る。
眼球が無いのに、視線を感じる。
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