第6章 「**********」
私は、賢厘を殺して外に出る。其処には、先輩達が居た。
私は、先輩達に賢厘の事を話して、この洋館から離れていった。
先輩達は、悲しそうな表情をしていた。勿論、私自身もだ。
今度…………花を添えよう………。
ごめんね…賢厘………。
あれから数ヶ月が、過ぎていた。
私は、春と一緒に食堂にいた。携帯が鳴り確認をする。
画面には………『夜利他先輩』と表示していた。私の頬が、緩んでいく。
私は、今…夜利他先輩と付き合っている状態だった。
春は、ニヤリと笑い私をからかうような顔をしていた。
「何々?彼氏?あ………夜利他先輩か。」
「も、もう……ちゃかさないでよ…。」
私は、頬を膨らませる。逆に、春は笑っていた。