第9章 【フロイド】over over!!
「見て~、小エビちゃん」
見てと言って見れるものではない……サユは、思わず顔を覆い隠し、顔をそらせた。
「触んなくても、硬くなるって聞いたけど、本当になった。スゲ~」
今までのフロイドはジェイドに言われた通り。自慰をする時は、自分で触って刺激を与えていた。それが常識だと思っていた身体は、監督生の身体を愛でているだけで興奮を覚え、触らずとも硬く大きくなるという事を実証したのだ。
初めての体験に興奮を隠せないフロイド。
徐に監督生の手を取り、自身の固くなったソレに触れさせる。
「ちょ……ちょっと、フロイド先輩っ……」
先ほどまで蕩けていたサユもさすがに驚いて、手を引こうとするが、如何せん力の抜けきってしまった身体では、抵抗もままならなかった。
初めて見て、触れたソレに何とも言えず、フロイドにされるがままに扱かされるという経験をする。フロイドが言っていた通り、彼のソレは大きい……たぶん。比較対象がない為何とも言えないサユではあるが、アレが自分の腹の中に入るものなのかと疑念しか浮かばない。
しかし、この行為に息を荒げたフロイドは、何とも色っぽい表情を見せていた。
ゴクリと唾を飲み込んだ監督生は自分の秘所から愛液が流れた感覚に胸をドキッとさせるのだった。
「小エビちゃんっ、もう挿れていい?」
フロイドは監督生の手を離すと、再び彼女の脚の間に割り込んだ。彼女の両膝を割り開けば、先ほどよりも潤っているのではないかと思われる秘所に舌なめずりをする。
フロイドは、自身を掴むとその先端で彼女の華芽を掠めながら、監督生の腹の上に自身を宛がった。
「やっぱり小エビちゃん、ちっちゃいからなぁ……でも大丈夫な気がする~」
気がするとは?自分の臍の上あたりまで先端が貫いているのではなかろうかと思われる巨根……突然の恐怖にサユはその腰を引く。
「怖がらないで小エビちゃん」
語尾にハートマークを飛ばしながら、監督生の腰を掴んだフロイド。
片方の手で自身を掴みなおし、今度は彼女の秘所へとソレを宛がう。ハクハクと口を開く監督生の秘所とビクビクと脈を打つフロイドのモノがゆっくりと合わせられていった。
コプリと音を立てながら、フロイド自身が彼女のナカへ進んでいけば、ギュッと力の入った秘口が侵入を拒むかのようにソコを閉めるける。