第1章 どうやって死んだ?
は?え?何処ここ…と混乱していると、声をかけられる。
黒いスーツを来ていて、目が細く、メガネをかけている。その男性に「お客様今日はどう亡くなられましたか?」と聞いてくる。
え?何…私死んだの?とつい声に出してしまう。
ええ、何か心当たりはございませんか?なんて聞いてくる。
ある訳ないでしょ…何もしてないんだから…と言うと、名前を聞かれた。
佐々木静枝(ささきしずえ)だけ言うと、メガネかけてる男性が他の職員?に、何かを伝えている。
そして数分後、また男性が戻ってくると、申し訳なさそうに
佐々木さんすいません、何処の課にも佐々木さんの名前がないんですよねぇ…
課とは…?と聞くと自殺課や他殺課、病死課などがあります
ほぉ…沢山あるのか…なんて関心していると赤い髪の男性が近づいてくる。今の男性より更に背が高い。
シ村さん、その佐々木さんどうすんすか?成仏できないすよね…
この人シ村さんというのか…というかどうしてこの人髪の毛赤いんだ?なんて疑問を抱いていると、シ村さん?という人やらが暫くここで働かせてもらうのはどうですかねぇ…なんて言ってくる
赤い髪の男性が死刑団じゃないのにすか?!
死刑団?え、じゃあ貴方達人殺し?
すぐにその言葉が出てしまった。赤い髪の男性があっ…という顔をする
そしてシ村さん?が
ええ、そうですよ、ここで働いている職員全員死刑団です。
は?え…じゃあ私が今まで喋ってたのは、死刑団と?
なんて思っていると、シ村さんがここで働かなければ冥土の道に行くことになりますよ。なんて言われる
冥土って?そう言うと、シ村さんが地獄でも、天国でもなんでもない所です。どうしますか?冥土の道行かれますか?
な、何も無いの? ありませんよ。多分。
こんな事言われちゃうと…ねぇ?