第3章 職員達は暇人ばかり。
BL表現注意
ササ木「ニシ川さん」
ニシ川「何?」
ササ木「ここって、BL多いですよね」
ニシ川「…そうですね、」
ササ木「腐女子にとってめっちゃいい場所なんですよね、ここ」
ニシ川「へぇー…で?」
ササ木「…なので少しだけ仕事…」
ニシ川「あー、ほらあそこのお客さん困ってるみたいですよー」
ササ木「えー…」
面倒くさとか思いつつ、仕事をこなしていると、ハヤシくんとシ村さんが話しているのを見かける。
階段で話…?怪しい…これはBLの予感しかしない。
とりあえず聞いてみよ✩
ハヤシ「…シ村さんどうすればいいんすかね…」
シ村「さあ、自分で考えてください」
ハヤシ「えー…ハシ本くんともっと仲良くする為には…」
あー、おk。BLだ。
シ村「手紙など書かれたらどうでしょう?」
ハヤシ「手紙すか!!いいすね!ありがとす!」
シ村「いえ。」
ハヤシが走っていくと、シ村が私の存在に気づく。
シ村「どうされました?ササ木さん」
ササ木「今の内容を詳しく…」
シ村「…はぁ…?」
内容はざっとこんな感じ
ハヤシくんがハシ本くんと仲良くしたい。
だが、どうすればいいのか分からず、シ村さんに相談。
シ村さんの回答が、手紙を書く。
「あー、いいねぇ…友達から恋人以上の関係になr」
ニシ川「心の声聞こえてるわよ」
ササ木「え?!聞いてました?!」
ニシ川「あー、いいねぇ、友達から恋人以上の関係になr、の所まで聞いてました」
ササ木「全部じゃないですか笑笑」
ニシ川さんと話していると、ドンと誰かが倒れた音がし、 音がした方に行くと、ハシ本くんが倒れている。
大体察する。
ハヤシくんが攻めすぎたんだ。
ササ木「…ハヤシくん?何したの?」
ハヤシ「あー、いや手紙面倒臭いので、直接仲良くしてくださいす!って言ったら倒れちゃったんすよ…」
ハヤシ「貧血すかね?」
ササ木「…馬鹿だなぁ」と、真顔で言う
ササ木「まぁ、きっと仲良くなれるよ多分。あまり責めすぎないように」
ハヤシ「…?了解す…?」